以前、コンクールに参加した40代の生徒さん。
ちょっと意外そうに、こう報告してくださいました。
「《声量がありますね》という講評をいただきました」
「え?そうなんですか?」
私も、ちょっと意外でした。(笑)
その生徒さん自身、大きな声が出るタイプの声質ではないし、
曲も、大きな声を必要とするものではなかったから。
レッスン後、
「なんでだろう?」と考えてみました。
で、出た答えは・・・
歌が上手く聞こえる9つの要素のうち、最優先事項ができていたから、
だと思うのです。
コンクールでは、とくにそれがうまく発揮できていた。
(レッスンで、やたらしつこくやったからね~、笑)
そして他の参加者さんは、それがあまりできていなかった。
その落差で、
《あなた、声量がありますね》ということになったのでしょう。
ちなみに、
歌が上手く聞こえる9つの要素は、こちらです。
(全てを公開していませんが)
↓ ↓
上の図の、いちばん上にある項目。
これを習得できると声量が上がります。
ごめんなさい。
ここでは公表しないです。
レッスンでのみ、お伝えしますね。
(「ゆる声楽レッスンコース」は、お伝えしない場合もあります)
これを習得するには、長い時間と忍耐力が必要です。
楽しくない発声練習を延々する。
曲の中でも、部分練習をしつこくする。
それを年単位でやります。
今どき流行らない「根性系」ですね。(笑)
だけど、長い時間かけてそれを習得すると、
コンクールの審査員の先生に、
「声量がありますね」という講評がもらえるのです。
しかも、ご本人も私も、
「その状態、フツーじゃない?」くらい、当たり前になっている。
だから生徒さんも私も「意外」と感じたのです。
この生徒さん、もう二度と声量が落ちることはありません。
コンクールに参加する時の不安要素が一つ減りました!
歌が上手く聞こえる9つの要素については、
こちらの記事に書きました。
↓ ↓
9つのうち5つを公開していますので、何かの参考になれば嬉しいです。