昨日の記事で、
「恋する乙女が、彼のことを思ってる表情で間奏を聞いていてくださいね」
とお伝えすると、無事にいい表情になりました。(笑)
と書きました。
昨日の記事はこちらです。
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昨日の記事の生徒さんは、声はすごく良くなりました。
あとは、もっと表情などで歌の内容と役柄を表現したいところ。
恋する若い女性が彼への恋心を歌う表情を、もう少し大胆に出せてもいいのですが・・・。
だけど、ちょっと注意が必要なことがあります。
それは、
このオペラアリアを歌っているのは、
「王女さま」という設定であるということ。
元気にヤッホー!と笑顔を振りまくのとは違います。
生徒さんにも、
「コジ・ファン・トゥッテ(というオペラ)に出てくる
デスピーナにならないようにしましょうね~」
とお伝えしました。
デスピーナとは、そのオペラに出てくる小間使いの女性です。
オペラの時代背景は違っても、
王女さまと小間使いでは身分が違いすぎますね。
当然、歌い方や表情などが違うのです。
かといって、気品のある表情を意識しすぎると「大人の女性すぎ」ます。
(つまり、おばさんっぽくなるってこと、笑)
若々しい女性の表情にできるといいな~。
さあ、「恋する王女さまの歌」に仕上がるのが楽しみです!
ですが、
これらによって声に悪影響があるのなら、その表情を作るのはやめましょう。
声を犠牲にしてまで表情を作る必要はない、と私は思います。
ずっと前に、こちらの記事にも書いていますので、
よかったらお読みくださいませ~。
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