昔は小学校で
「歌う時は大きな口で歌いましょう」
と言われてきました。
今はどうか分かりませんが。
歌う時に口は大きく開けるべきなのか?問題。
私は「必要に応じて開ければいいんじゃない?」と思っています。
(↑ こんな開け方は、ちょっとダメだと思います。笑)
基本的に、表面的にだけ口を大きく開けるのは良くないです。
母音が平面的になってしまう可能性が高いから。
口の表面じゃなくて、奥のほうの空間を作りたいです。
よく「あくび」をするように、と言われますよね。
上の写真のネコちゃんみたいに必要以上に口の表面を開けるのではなく、
噛み殺しながらの「あくび」をしてみてください。
そうすると、口の奥のほうに空間ができませんか?
その空間が必要なのです。
上下の奥歯を離すイメージ。
その結果として、口の表面が開くことはあります。
あと、人によっては「開けなさすぎる」こともあります。
そういう方へは
「もう少し口を開けましょう」
と言うこともあります。
つまり、
口の奥の空間が狭いと感じたら、口の表面を開けてみる。
その結果、表面的にも開けたほうがいいのなら開ける。
口の奥の空間が作れるのなら、必要以上に開けない。
それだけです。(笑)
口の開け方のアドバイスは、一人一人違うことが多いです。
また、同じ人でも、音の高さや母音によっても変わります。
なので、
「絶対にこれ!」と思い込まないでくださいね~。
レッスンで、その都度お伝えしますので。
ご興味ある方は、体験レッスンでお待ちしております!