先週の40代の生徒さんのレッスンで、あるオペラアリアをやった時のこと。
レチタティーヴォはずいぶん良くなったのに、アリアに入ったところで、
なんだか「恐る恐る歌ってる」感じがしました。
ご本人も
「なんか、カタくなっちゃうんですよね・・・」
と自覚あり。(笑)
私は、
「この生徒さんの呼吸がすごく浅い、という感じでもないな」
と思いました。
呼吸は浅くないんだけど、上半身が固まってる。
そこで、
「背泳ぎってできます?」
ときいてみました。
「はい。背泳ぎがいちばん得意です(笑)」
とのお答え。
おっ、いいね~!
「じゃあ、背泳ぎしながら歌ってください」
と、またいつもの妙なリクエストをしてみました。
で、アリアの出だしを歌ってみると・・・
ポンっと、いい解放感を持った声が出たんです!
生徒さんとも、思わず
「いいですね~」
って顔を見合わせましたよ。
この日のレッスンは、背泳ぎザンマイで歌っていただきました。
そして、
だんだん実際に腕を回さなくても、
そのイメージを思い出しただけでも声が変わっていきました。
こういうことがあると、本当におもしろくって楽しいですね!!
「なんか上半身が固まってしまうのよね」
という方は、背泳ぎのイメージで歌ってみてくださいね。
それでうまくポンっと声がでなくても、また別のイメージで声が出ることもあります。
試すのはタダなので、ぜひお試しを~。
こんな感じでレッスンしてます。
(^_^)
ご興味ある方は、ぜひ体験レッスンにいらしてくださいね。