先日、生徒さんがアマチュア声楽コンクールで3位に入賞されました!
コロナで大変な中、レッスンに通ってくださり頑張られた結果です。
おめでとうございます!!
生徒さんのコンクールの結果が発表されると、いつも思うことがあります。
「『結果は後からついてくる』って、こういうことなんだなぁ」
ということです。
今回も生徒さんの入賞を通しても、この体験をさせていただきました。
コンクールに参加するということは、音楽に順位をつける場所に行くということ。
そこには「上位入賞」という目標も当然あります。
…が、
そこに向かうためには、一旦それを忘れる必要があると思うのです。
ガツガツと
「上位入賞、上位入賞・・・」
と、華やかなテクニックや声量を追求することじゃなくない?と。
ていねいにていねいに、その曲を仕上げていく。
それが積み重なり、その結果「上位入賞」になったのだと思うのです。
私は、歌が上手く聞こえるためには「8つの要素」があると考えています。
(以前は7つでしたけど)
そして、それを言葉にして図にしました。
これをもとに普段のレッスンを行っています。
「音程が不安定ですよ」
「スピード感が、この曲に合っていませんよ」
「言葉がちょっと遅いですよ」
とか。
生徒さんにとっては「重箱の隅をつつかれる」状態で、暑苦しいレッスンだと思います。(笑)
だけど、コンクールに挑戦して上位入賞できると、やっぱり嬉しいですよね~?
この生徒さんも早速、次に向けて意欲的にレッスンに取り組んでいます。
また一緒に、ていねいに歌に取り組んでいきましょう!!
現在はコロナの影響もあり、新規の生徒さんの募集はストップしています。
しばらくは募集再開の予定はありませんが、
声楽に対する思いが私と同じような熱量の方のレッスンは時々、お引き受けしようかなとも思ってます。
だけど当分、コロナの状況を見させてください。
早く、歌うことが大っぴらにできるようになるといいなー、と心から願っているところです。
(^o^)丿