時々、ブレスで首が筋張ってしまう方がいます。
一生懸命に息を吸おうとして、首の筋肉がキューっと動いてしまうのです。
テンポの早い曲なら、素早く息を吸った時にそうなってしまうこともあります。
だけど、少なくとも発声練習では、首の筋肉を動かさないようにブレスしましょう。
なぜなら、
それってブレスの度に、のどの位置が上がって狭くなるからです。
アゴにも力が入ってしまい、胸や肩もいっしょに上がってしまいます。
そうすると息が胸の浅いところまでしか入りません。
(↑正確に言うと、ただのイメージだけど)
もっとお腹のほうに息を入れたい。
(↑正確に言うと、ただのイメージだけど、笑)
↑ ↑ ↑
上の写真のような首のまま、息を吸ってみてください。
鏡を見ながらゆっくりやれば大丈夫。
できますよ!
首はただ、息が通過していくだけ。
筋肉がキューっと筋張ったりしませんよ~。
鏡でチェックしながら、その首のまま発声練習をしてみてください。
ブレスの時、気をつけて。
慣れていないと、まだ筋張るかもしれませんね。
今まで、その首の動きで息を吸っていたのですから。
これに慣れてくると、いわゆる
「お腹に息が入る」
という感覚が少しずつ分かってくると思います。
しつこいようですが、
「お腹に息が入る」というのは、ただのイメージですけどね。(笑)
今日は、首の筋肉をキューっとさせないでブレスしましょう、というお話でした。
ぜひぜひ、ご自分でチェックしてみてくださいね。