前回の記事では、
私が高校時代に基礎固めをしていなかったことを書きました。
あの苦い経験があるから
「自分が教える立場になったら、楽しいだけのレッスンはしない」
そう決意した、と。
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今回は【楽しい】ということについて書いてみようと思います。
「音楽は楽しむものよ」
「音を楽しむと書いて『音楽』と読むのよ」
「人は楽しいことしかやりたくないものよ」
「楽しいことしか長続きしないのよ」
という意見。
私もそうだと思います。
とくに、子供たちには必須であると確信しています。
だけど? だから?
大人である私たちは、
【楽しい】の定義をはっきりしておきましょうね~。
【楽しい】というのは、もちろん人によって違います。
自分の得意なことがスイスイできるのが楽しい人。
人から「すごいね、上手だね」とほめられるのが楽しい人。
ポイントやシールが集まっていくのが楽しい人。
など。
絶対に、いいとか悪いとかはありません。
私の声楽に対する【楽しい】は、
練習やレッスンを重ね、少しずつ少しずつできるようになること
です。
かっこいい言葉(?)で言うと、
自分が成長できている感覚が楽しい。
(↑ 写真はイメージですっ!)
そんな暑苦しい【楽しい】を持っているので、
なるべく、
「うちは楽しいレッスンやってますよー」
とは言わないようにしています。(笑)
【楽しい】って人それぞれだから。
【楽しい】という定義が違う方と同じ時間を過ごすと苦しいですよね、お互いに。
レッスンでは、キャッキャと面白おかしいことばかり言っているので、
「先生、楽しいですね」
と言われます。
それは生徒さんも「成長することが楽しい」の人種の方だからです。
今日は私にとっての【楽しい】は、「自分が成長できている感覚があること」というお話でした。
暑苦しいものを最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「成長することが楽しい」人種の方は、ぜひぜひ体験レッスンにいらしてくださいね。