歌のレッスンでは、よく
「母音をそろえて~」
と言われますよね。
アとかイとか、
母音は一つ一つ、口の形が違います。
間口が広くなったり、狭くなったりします。
だから気をつけないと方向性がバラバラになってしまうのです。
そうすると
声の質もバラバラになって、
デコボコしたフレーズ感に聞こえてしまいます。
たとえば「ドレミファソ」と歌う時、
母音は「オエイアオ」ですね。
少し気をつければ
最初の3つ「オエイ」は、たぶんそんなにバラバラにならないと思います。
(個人差あり!ですけど)
問題は「ア」。
ここでパ~と開いちゃって、声がうすくなってしまう人は多いです。
というか、
歌をやってる99%の人は、このパターンを一度は通ってるんじゃないかな?笑
もちろん私も通ってきた一人です。
(^^;)
じゃあ、どうしたら母音をそろえられる?
それは
息の圧と声の方向を一定にすることです。
これには息の準備と集中力が必要です。
すっごく気を遣いながら歌わなければいけません。
最初は大変だけど、出来るようになってくれば違いが分かるようになり、楽しくなりますよ~。
私も昔、少しずつ出来てきて
「おー!こういうことか~」
って楽しくなったのを覚えています。
母音をそろえるって、歌をやってる人には欠かせないもの。
ぜひ気にしてみてくださいね。