音が跳躍する時、たとえば
ドミソミドの音型。
発声練習で、よくあるやつです。
この時、
最初のドと、いちばん高いソの音の場所が同じところで歌っていただきたい!
ソの音で浮いたような声になったり、
あっちの方向を向いたような声になってほしくないんです。
ドもミもソも同じ場所で
声の質を一定にそろえられたら、すごくいい!
レッスンでも、生徒さん達が時々
この歌い方になっちゃうことがあります。
そんな時、私は
「大きいテーブルを拭くイメージで歌ってください。
1回もテーブルから手を離さないでくださいね。
音が高くなったからと言って、横にある棚とか拭かないでくださいね(笑)」
と、よく言います。
↑ ↑
(ホントは私の中では、上の写真のような木のテーブルじゃなくて、
白い大理石のイメージなんだけど・・・)
この《テーブルを拭くイメージ》で歌っていただくと、声があっちこっちに行かなくなるんです。
最初のドと、いちばん高いソの音とが
一定の場所で、なめらかに歌えるようになります。
ドミソミドに限らず、
4度や5度の跳躍、1オクターブの跳躍などにも応用できますよ~。
実は、《テーブルを拭くイメージ》と同じイメージが、あと2つあります。
それは、
《アイロンがけのイメージ》と
《富士山のすそ野が広がるイメージ》
です。
アイロンがけと富士山のすそ野も
生徒さんにお伝えすると、いい歌い方になりますよ~。
「低い音と高い音の声の質が、一定にならないのよね」
「音が離れてる(跳躍してる)と、声があちこち行っちゃうのよね」
という方は、ぜひお試しください。
こんなイメージを使ってレッスンしてます。
ご興味ある方は、体験レッスンにいらしてくださいね。
お待ちしてます~。