先日のレッスンは、いい意味で
「おや?(笑)」と思ったことがありました。
生徒さんが『歌の翼に』を歌い終わった直後、こうおっしゃったんです。
「暑っ!」
「この曲、けっこう大変ですね~」
と、おでこの汗を拭き拭きしながら。(笑)
『歌の翼に』はメンデルスゾーン作曲のドイツ歌曲(リート)。
一般にドイツ歌曲(リート)は、オペラアリアに比べて
《 規模が小さくて簡単 》と言われることが多いようです。
確かに音域はオペラアリアみたいに広くありません。
感情をぶちまけるようなフォルティッシモの声も、そんなに必要ないです。
だけど《規模が小さくて簡単》というのは違います。
だから生徒さんは歌い終わった時に
「暑っ!」
と思わず出たのですね。
この生徒さんは、これまでにオペラアリアも歌っています。
すごく高いドの音やフォルティッシモのフレーズもたくさん歌ってきました。
だけど今回の『歌の翼に』で、
レッスン中に初めて「暑っ!」とおっしゃったんじゃないかな?
アリアを歌っても、そんなに暑そうではなかった感じです。(笑)
この生徒さんのレッスンのおかげで、
一般的に言われてる
《ドイツ歌曲(リート)は規模が小さくて簡単》
ということを覆せた気がして嬉しかったです!!
ちなみに、この生徒さんはアドバンスコースです。
だから歌い終わって汗が出るほどのレッスンをしました。(笑)
ベーシックコースでは、こんなに汗だくにはさせませんからご安心を~!
声楽やってみたい方は、ぜひ体験レッスンにいらしてくださいね。
お待ちしております。
\(^o^)/