今日は、卒業式でよく歌われる
『旅立ちの日に』について。
みんなと一緒に歌うにしても、
「私はもっと、いい感じで歌いたい!」
という人のためにお伝えしますね。
言い出したらきりがないけど、とりあえず最初のアドバイスは2つです。
1.言葉のデコボコをなくしましょう。
2.歌詞を漢字で見ましょう。
の2つです。
一つずつ解説していきます。
1.言葉のデコボコをなくしましょう。
たとえば、
「遥かな空の果てまでも 君は飛び立つ」
のところ。
あんまり何にも考えなく歌ってしまうと、こうなってしまいます。
↓ ↓
はるかな そらのはてまでもー
きみは とびーたつー
母音の広さ、音の高さや長さに影響されて、デコボコになってしまうのです。
これを、まずはこうしたいです。
↓ ↓
はるかな そらのはてまでもおー
きみは とびいいたつうー
文字の大きさは、ほとんど変わらない感じ。(笑)
単語の頭をほんの少しだけ気にする、くらいです。
具体的に何をするのか?というと、
息の圧を一定にして、
声の方向も一定にするように意識し続けてください。
2.歌詞を漢字で見ましょう。
1の説明の時、ひらがなばかりで読みにくくなかったですか?(笑)
ひらがなばかりだと、意味やイメージがパッと浮かびませんよね。
たとえば、
「ゆうきをつばさにこめて きぼうのかぜにのり」
って一瞬、えっ?って思いません?
「勇気を翼にこめて 希望の風にのり」
だと、何を言ってるのかすぐに分かりますよね。
漢字に意味があるから。
聞き覚えだけでなく、目からの情報としても漢字を見ておいてくださいね。
そうすると、
1みたいなこと(言葉がデコボコ)も少なくなるし、
表現もよくなってくるから。
外国の方や帰国子女の方で、
「漢字に慣れてなくて、ひらがなのほうが理解できる」
といった方や、
「まだ漢字は習ってないよ~」
という小学生さんは、もちろんひらがなで大丈夫です!
そうではない方々は「漢字」の入った歌詞を見ておきましょう。
可能であれば練習の時、楽譜に漢字を書きこんでくださいね。
楽譜には、ひらがなで書かれていることが多いので。
(最近の楽譜は漢字混じりもありますが)
以上、今日は2つのポイントをお伝えしました。
文字だけで長々と書いたので、分かりにくかったと思いますが、
お読みくださってありがとうございます。
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