声楽は多くの場合、ピアノの伴奏で歌います。
少しずつ歌を仕上げていく時、ピアノ伴奏にも耳を傾けてみましょう。
歌詞に出てくる
鐘の音や鳥の声、
花びらが散るようす、
蝶が飛んでる景色
などが聞こえてきますよ。
ピアノの音にそれらを感じられると、
歌への理解がいっそう深まり、声も表情もやわらかくなります。
それに、
「音楽をやってるって、こういうことなんだ！！」
って嬉しくなるんです。
以前のレッスンで、こんなことがありました。
今村
「ピアノ伴奏の、この音って、歌に出てくるヒバリの声ですね」
生徒さん
「わっ！ほんとだ。
すごい！ そうなんだ！
今、鳥肌立ちました。
おもしろいですね～」
と、この生徒さんは、すごく感動してくださったんです。
元々、そういった感性の豊かな方でした。
だから本当に楽しくレッスンができました。
この生徒さんは、その後も
ピアノ伴奏の中に、いろいろなものを見つけるのが楽しくなってきたようでした。
はじめのうちは、自分が歌うので精一杯だと思います。
だけど、
歌い慣れて余裕が出てきたら、ピアノ伴奏にも耳を傾けてみてくださいね。
こんな感じでレッスンやってます。
(^o^)
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