9月までの期間限定の
「コロナストレス発散レッスン」
では、表現力をつけることに重点を置いたレッスンをします。
表現力をつけるためには「ブレス」(息継ぎ)がとっても重要です。
具体的に言うと、
1.ブレスの位置をきちんと把握する
2.質のいいブレスをする
に気をつけましょう。
1.ブレスの位置をきちんと把握する、とは?
実際に多くの生徒さんのレッスンで、このことをよく注意します。
イタリア歌曲など外国語の歌の場合、単語の途中や文法的におかしなところでブレスしてしまう…
ということがあるからです。
実は私も高校生の時には、やらかしてました。(笑)
歌う前には必ず、言葉をよく見て、
文法を考えてブレスの位置を決めてくださいね。
2.質のいいブレスをする、とは?
たとえば、「今から長いフレーズを歌う」という時。
当然、そのフレーズを歌いきる息がなくては「表現」とか言う以前の問題です。
フレーズの最後のほうで
「息が持たない、苦し…い……」
というのがバレバレの声で表現なんかできません!
「じゃあ、いっぱい息を吸えばいいじゃ~ん」
ってことでもないんですね。
むやみやたらに吸い込んだ息って、結局、苦しくなります。
そうすると、声を出した瞬間にブワーっと出てしまいますから。(笑)
吸った息を適度にキープし、声として出していきます。
私はこれを「質のいいブレス」と呼んでいます。
「質のいいブレス」って、
あまりうるさく言わなくてもできてる人と、
そうじゃない人の差が激しいな、と思っています。
あなたはどちらでしょうか?
ブレスって、
声そのものはもちろん、
表現力をつけるためにも、とっても重要なものです。
1.ブレスの位置をきちんと把握する
2.質のいいブレスをする
これらを意識してみてくださいね。