昨日レッスンだった生徒さんが、あまりにも良くなってきたので、その様子をお伝えしますね!
このところ、どんどん声の密度が高くなり、高音(2点G以上)が充実してきた生徒さん。
(40代ソプラノ)
来月、響きの良くない場所で本番があるそうです。
前までは、
「あんな場所で私の声が届くかな?」
と心配されていました。
ところが昨日のレッスンでは、ご自分で
「ああ、この声だったら全然大丈夫ですね!」
とおっしゃり、嬉しそうでしたよ~。
もちろん私も、昨日の声だったら、どんな所で歌っても大丈夫だと思います。
曲は、ベッリーニの歌曲と
プッチーニのオペラ『つばめ』から
「ドレッタの夢」です。
「ドレッタの夢」の後半は2点G以上の音を伸ばす個所がいくつも出てきます。
(トドメは3点Cね☆)
昨日は見事にそれらを出していました!!
ただ高い音が出てる「だけ」ではないのですよ。
声に充実感があり、それでいて柔軟な声。
しかも声量も申し分なくありました。
ちょっとだけネタバレしちゃうと・・・
高い音を出すからといって身体の上のほうに意識を向けるのではありません。
「そこの場所をしっかり意識していないと、そもそもいい声は出ませんよ」
という場所があるのです。
その「いい場所」を意識して使えると、2点G以上も
「難なく出せます」
↑ ↑
(これ、生徒さんの言葉です)
ただ、昨日のレッスンでも身体の中の「違う場所」で声を出すと、とたんにダメな声に戻ってしまいました。
まだ百発百中とはいきませんね。(笑)
でも、ご自分でもその違いが解かるので、「いい場所」を探し当てられるようになりつつあります。
「この声だったら全然大丈夫ですね!」
と何度もおっしゃり、納得して帰られました。
はい!
本番までにはもう少し時間があるので、より精度を上げていきましょうね。
(^_^)
また来週お待ちしてま~す。