声楽レッスンは、ほとんどの場合、まずイタリアの曲から始めます。
「え!?イタリア語って難しくないの?」
大丈夫です。
だんだん慣れていけます。
私も高校生の時、
「イタリア語が読めなかったらどうしよう・・・」
と心配でした。
でも、先生が
「読めなかったらカタカナで書いちゃえば?」
とおっしゃって読み方を教えてくださいました。
なので、楽譜にカタカナで書いちゃいましたよー!
最初のうちは、歌詞全部の下にカタカナで羅列してました。(笑)
そのうち、パッと見て読みにくい単語だけにカタカナを書いていました。
たとえば、
preghiera → プレギエーラ
crudele → クルデーレ
speranza → スペランツァ
tormento → トルメント
とか。
で、ここで注意することがあります。
「pr」「cr」「sp」「rm」など
子音が続いている場合、本当はカタカナで表記するのはおかしいのです。
カタカナは「ka ta ka na」のように、既に母音が含まれているから。
なので、なんとなくイタリア語の読み方がわかってきたら、
「母音を入れない」発音に慣れていきましょう。
楽譜には次のように書き込んでくださいね。
preghiera → pレギエーラ
crudele → cルデーレ
speranza → sペランツァ
tormento → トrメント
子音が続く時には、最初の子音をアルファベットで書くのです。
そうすると、だんだん
「ここは母音ががないんだな~」
という感覚がつかめてきます。
だからカタカナ発音じゃなくなってきますよ~。
で、そうやっていくうちに、いちいち書き込まなくても見ただけで読めるようになります。
いちいち書き込むの、面倒くさくってね・・・(笑)
この方法は、ドイツリートにも使えると思いますので、お試しくださいね。
フランスものは、子音より母音をカタカナで表記するのが難しいから、ちょっと微妙かな~?
(^^;)