声楽の発表会やコンクールなどで、私が
「これ、絶対にしないほうがいいと思うよー」
というものを3つお伝えしますね。
1.ステージに出てくる時に、足が見えるほどドレスを上げながら歩くこと。
2.伴奏ピアニストが弾き始めるのを待てなくて、何度もピアニストのほうを振り返ること。
3.歌ってる時に、まばたきが多すぎること。
1について。
しっかりしたホールでは多くの場合、客席よりステージのほうが高い位置にあります。
そこで足が見えるということは、客席からスカートの中が見えてしまうということです。
さすがにパンツ丸見え!ではないですが・・・(笑)
でも、あまりエレガントな光景ではないですよ~。
本番前には必ずドレスを着て、本番の靴を履いて歩く練習をしましょう。
2について。
歌い始める前は、おじぎをします。
(演出として、おじぎしないこともありますが)
その後、ピアニストは椅子の高さの調整や楽譜の準備など、少し時間がかかるのです。
時々、
「早く弾き始めてくれないかな?」
とソワソワして、チラチラとピアニストのほうを振り返る人がいます。
そして、振り返った時に弾き始められた、という最悪のタイミングで演奏が始まる・・・
(^^;)
ピアニストの準備を待っている間は長く感じますよね?
でも何度も振り返っていると落ち着きがなく見えます。
合図を出すタイミングは、
ピアニストさんと事前によく打ち合わせておきましょう。
3について。
歌っている時にまばたきが多い人って、自信なさそうに見えます。
それに、目がパチパチパチパチ・・・見ているととても気になります。
演技的にもどうか?と思いますよ~。
何より声が決まらないです!
私の教室では、これらのことを事前にうるさくお伝えします。
もちろん実際にレッスンでやっていただきます。
知識として知っていても、
実際にやってみると意外とタイミングが難しいんですね・・・(笑)
「歌が上手く歌えれば、こんなの関係ないんじゃない?」
という人もいると思います。
たしかに、歌には関係ないかもしれません。
当然、まずは歌のクオリティが第一です。
その上で、
「エレガントに見せたいわ~」
「自信なさそうに見られたくないわ~」
「歌の内容をちゃんと表現したいわ~」
という方は、ぜひ、これらのことも気にしてみてくださいね。
きっと、聴きに来てくださったお友達からも褒められますよ。
声楽にご興味ある方は、ぜひ体験レッスンにいらしてくださいね。