こんにちは。今村です。
歌の出だしって大切です。
あなたも、NHKの番組「のど自慢」を見ていて、
「あ~、この人、鐘1つだな」
って思うことありません?(笑)
(「のど自慢」って番組、知ってる?)
専門的な知識がなくても、「数秒で」そう思ってしまいませんか?
きれいごと抜きで、出だしのワンフレーズで、
「あ~、あまり上手じゃないな」とか
「さっきの人より上手いね」とか
「お!すっごい上手い人キター!」とか
思ってしまうはず。
これは声楽コンクールでも同じです。
出だしで瞬時に判断されています。
もちろん曲の途中で挽回することは可能です。
出だしだけで全体の評価を決められたら、たまったもんじゃないさ!!
だけど、
出だしのワンフレーズで、いろいろなことが分かっちゃうのも事実。
「その人が普段、何に気をつけてレッスンや練習に取り組んでいるか?」が・・・
・レガートをきちんと練習している人だな。
・母音をすごく大事にしているな。
・音域だけで選曲しちゃってる?
・歌の内容を理解してないかも?
・支えを意識する練習は、あまりしてないみたい。
・レッスンで発音を丁寧にみていただいてるんだろうな。
などなど、その他いろいろ分かっちゃいます。
私でも分かってしまうのですから、声楽コンクールのエラい先生方がお聞きになったら瞬時でバレちゃいますよ~。(笑)
「そんなエラそうに言ってる今村は、ちゃんとできてるんだろうね(怒)」って?
できてるところもあるし、できてないところもあります。
人様の歌を聞いて私が分かることって、昔の自分が経験してきたことだから。
もしかしたら、今でもやっちゃってる可能性はあるかも・・・です。
だから、レッスンに行って先生に聞いていただくのです。
だから、普段の練習をマジメにやるのです。
「私も人のこと言えないかもしれない」と思うから。
私は、声楽が上手になりたい。
だからレッスンに行き、練習をする。
これだけは、エラそうに言わせていただきますね~。(笑)