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母音は「ねばる」 子音は「ねばらない」

 

 

生徒さんのレッスンでオペラアリアを歌っていただいた時のこと。

 

「quel」 という言葉がありました。

 

一曲を通して歌っていただいた後にさっそく、この言葉の歌い方にダメ出しを・・・

(^_^;)

 

 

 

 

 

文字にするのは難しいけど書いてみますね。

 

その生徒さんが歌ったのは、

 

qqqクエへ・・・ル

 

といった感じでした。

(わかりにくいですね、ごめんなさい)

 

 

子音の「q」をすごくねばって歌われていました。

 

よく合唱で「子音を強調して」と指導されるやつです。

 

「KKKKKKKからたちの hhhhhはなが sssssさいtttたよ~」

とか。(笑)

 

個人的には、あれ、とっても不自然だと思います。

 

そんなに子音をねばらなくてもいいんじゃないかと・・・

 

 

100歩ゆずって、合唱の子音はそれでいいとしましょう。

 

だけど、合唱でもソロでも母音がスカスカになってしまうのはダメです!

 

先ほどの生徒さんは、「quel」の「e」の密度がすごく薄くなってしまっていたのです。

 

「ue」という二重母音だから難しいのは分かります。

 

でもダメですよ~。

 

 

「子音をそんなにねばらなくていいので、母音をもっとねばって声の密度を上げられますか?」

と質問すると、ハっとされました。

 

あることに気づかれたのでしょうね~。

 

そして、無事にきちんとした歌い方ができました!

 

めでたしー!! (^_^)v

 

 

あなたも

母音は「ねばる」、子音は「ねばらない」

というのを意識してみてくださいね。

 

 

 

 

 ただ今、新しい教室に移転して新規の生徒さんを募集中です。

 

6月中に体験レッスンに来られた方には「8つの要素シート」を差し上げます。

 

コンクール1位になった生徒さんや合唱団で最前列になれた生徒さんにも活用している「8つの要素」。

 

歌が上手く聞えるためには、この要素たちが欠かせません!

 

体験レッスンでお渡ししますね。