こんにちは。今村です。
昨日、レチタティーヴォのことを書いていて思い出したことがあります。
レチタティーヴォはフレーズの終わりを伸ばしてはダメですよ、ということでしたね。
必ず、フレーズの終わりを短く切りましょう。
一方、歌の部分では、フレーズの終わりはいつも短く切るとは限りません。
伸ばす時は長い音符が書かれていたり、フェルマータがついてたりしますよね。
もちろん、1拍だけのこともありますよ。
たとえばコンコーネ15番。
楽譜をお持ちの方は、それぞれのフレーズの終わりを見てみてください。
休符が2つ書かれているところと、1つのところがあります。
これはきちんと歌い分けてくださいね。
フレーズの終わりの休符は何拍なのか?
先日、この曲をレッスンした生徒さんが
「休符をきちんとしていないと、合唱の時、他のパートと変にかぶってしまいますよね」
とおっしゃっていました。
音大入試にコンコーネがある場合も気をつけてくださいね。
休符2つのところを「なんとなくダラ~」っと伸ばしてしまうと減点されますよ。(汗)
「フレーズの終わりの切り方は、楽譜どおりに歌う」ということをしっかりと身につけておきましょう!
合唱や音大受験以外にも、二重唱や三重唱などのアンサンブルでも他の人と合わないですからね。