こんにちは。今村です。
レチタティーヴォとは、歌とセリフの中間くらいのものです。
レチタティーヴォセッコとレチタティーヴォアッコンパニャートという2種類があります。
(詳しくはまた日をあらためて・・・)
通称「イタリア歌曲」の中にもレチタティーヴォがある歌がありますよね。
イタリア「歌曲」と言っているけど、本当は昔のオペラのアリアだからです。
たとえば、ヘンデルのオペラ『セルセ』の中の
Ombra mai fu
とか、
オペラ『リナルド』の
Lascia ch'io pianga
とかです。
レチタティーヴォで絶対にやってはいけないことがあります。
それは、フレーズの最後を伸ばすことです。
分かりやすくカタカナで書きますね。ちょっとイヤだけど(笑)
Ombra mai fu のレチタティーヴォだったら、
「フローンディ テーネレ~ 」になっちゃダメなのです。
「フローンディ テーネレ」と、パキッとそのフレーズを終えますよ。
そんなの初めて聞いた~という方、
今まで、なんとなく伸ばしてたかもしれないな~と思った方は、
ぜひ気をつけてみてくださいね。
新教室での生徒募集再開キャンペーン的な感じで、6月中に体験レッスンを受けていただいた方にだけに
「8つの要素シート」を差し上げます。
歌が上手く聞こえるためには、この「8つの要素」が必要だよねっていうシートです。
コンクール1位になった生徒さんにも、これを活用していますよ~。